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顎偏位症は、噛み合わせの不調和から生じることが多い症状です。特に、噛み合わせの際に上顎と下顎の動きに調和した被せ物(補綴物)が入っていない場合、顎偏位症が起こることがあります。

よく見かける顎偏位症の原因としては、次のような流れが考えられます。

  1. 何らかの理由で噛み合わせの高さが低くなってしまう
  2. 前歯の角度が合っていないため、下顎が前方へ動くのを妨げる
  3. 結果として、下顎が後ろへ下がってしまう
  4. 顎関節の周囲にある血管や神経が圧迫される
  5. その結果、頭痛や顎の痛み、目の痛みなどの不定愁訴を誘発する

顎偏位症によって顎がずれてしまうと?

また、顎偏位症によって顎がずれてしまうと、首や腰、さらには膝にまで影響が及ぶこともあります。特に、症状が複雑化して長期に及ぶ場合は、すぐに治らないことも多くなります。

いずれの場合も、まず現状をしっかり検査することが大切です。そのうえで、原因となっている噛み合わせの高さや補綴物、歯の位置異常を修復したり、矯正治療を行ったりして顎偏位症を改善していきます。

もし噛み合わせが左右で狂ってしまった場合、まずが噛み合わせのずれた方へ傾きます。さらに、体がそれを補うために同じ側のが持ち上がります。その後、骨盤が反対側で引き上げられ、最終的にはひざに負担がかかってきます。

カイロプラクティックや整体、オステオパシーの先生が、患者さんの足の長さや仙骨、腰のねじれ具合を慎重に診るのはこのためです。また、噛み合わせ治療では、靴のかかとのすり減りの左右差も同時に治すことが重要です。

また、当院では歯科情報を様々に発信していますのでぜひご覧下さい。

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