保険治療では術者側のできる治療行為にきめられた材料しか使うことができず、また保険点数といったしばりの問題から診療時間に余裕を持って治療していくのがなかなかむずかしいのが現状で、どうしてもある程度妥協したところで治療が終わりになるといったことは多々あります。しかも毎日休むことなく過酷な状況下で24時間休むことなく使われている歯ですから、トラブルはつきものです。材料の限界点では破損したり、糖尿病や喫煙などの全身的な不利な条件が加わると免疫治癒能力が低下するため、腫れやすくなったり虫歯になったりしやすいのは事実です。また、その方のアフターケアへの取り組み度合いでも予後に重大な影響を与えます。ですので、自費治療の歯だからといえども一生もちます…とは残念ながらいえません。(もちろん一生もつかたもいますが)たとえれば、何百万もする車ですら一生それに乗られる方はまずいらっしゃらないでしょう。それでも高い車を乗っている間に過ごされてきた毎日は質の高い恩恵を受けていたと考えられましょう。それとだいぶ似た感じです。

しかしながら、皆様の自費治療にともない装着された補綴物は当医院が責任をもって診療をしたものであります。したがって、一口腔単位で診療した方の通常使用で破損や脱落や不具合が生じた場合にかぎって、補綴物に関しては1年以内では装着料4千円のみのご負担、2年以内では技工修理費と装着料のみで修理、再製作をさせていただきます。それ以上経過したものでは自費のかぶせ物の項で補償年数が定められております。(但し次のような場合には、補償期間内でも一部または全部有料となりますので、ご注意ください。)

  • あなたの重大な不注意や外傷など明らかに当医院の責任でないもの
  • 無理な使用や。定期検診に応じてくださらなかった場合
  • 一口腔単位での治療でない場合

健康保険治療の場合には、クラウンなどの補綴物に関しては補綴物維持管理料という点数があるので、治療後2年以内に取れてしまった場合には無償にて再製いたします。

診療時間中には他の患者さまとお電話でお話することがなかなかむずかしいので、診療中にみなさまから聞けなかったことやいいづらかった事に関してご遠慮なく以下までどうぞ。当然院長自身しかそのメールは読めませんので気楽にお書きになっていただいて結構です。ご質問などに関してのご返事はE-mailにてさせていただきます。

E-mailアドレス nakayama@lega-dental.comパソコンはちょっと…という方はFAXでもおうけします。FAX:042-322-8873(院長室直通ですので院長しか見ません)

歯科治療というものは、虫歯ができたときにするといった時代ではありません。また毎日の生活の質(QOL)を高めていただくといった点からも体に調和した噛み合わせ、きれいな歯並びと歯茎、まわりの人にも好印象な白い歯と 爽やかな息、それこそがなんでもないようで一番大切と考えております。人生100年時代と言われるために、ご自分の健康管理に前むきに取り組んでいかれようとする皆様にたいして、わたしどもの診療所のスタッフは心よりおてつだいさせていただきます。

診療所で作った標語が日本全身咬合学会の2002年のスローガンの最優秀賞に選定されましたのでご紹介いたします。

免疫強化は良い噛み合わせから

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