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歯周病、あの歯がぐらぐらになって口臭が強くなり最後には歯が抜けてしまうあの病気、実はその正体は歯周病菌、ということは多くの方が知るようになってきました。

そう、歯周病は歯周病菌による細菌感染症で、人にもうつる病気なのです。

だから口腔ケアを頑張ってやりましょうね…という文句はよく歯科医院に行くと歯科衛生士さんに言われるフレーズなのではないでしょうか。

ヒトの歯周病に大きく関与する細菌は歯科の世界ではレッドコンプレックスという代表的な3種類の細菌として知られています。プロフィロモナス・ジンジバリスPg菌、タンネレーラフォーサイシアTf菌、そしてトレポネーマ・デンティコーラTd菌です。

その中でもPg菌は特に歯周病の悪化要因の一つとして問題視されている悪い細菌の一つです。以前から、このPg菌は動脈硬化にも関連していて、悪臭を放つとんでもない細菌として知られていました。

今回このPg菌によって、実はアルツハイマー型認知症の脳内老人斑成分も産生されていることが九州大学の研究で最近発表されたわけです。

https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/396

研究のテーマと内容は上のページに記載されているのでここでは特に解説はしませんが、アルツハイマー型認知症は現在いまだ有効な予防法が確立されていない、いわば未知の領域の多い病気です。また、発症してから5年以内には要介護となる厄介な病気とも言えます。

それだけに、その病気と関連性のある病気が歯周病であった、という研究結果が発表されたことは歯科医にとってもただ事ではありません。

口腔ケアをおろそかにされていると歯周病で将来歯を失うだけでなく、アルツハイマー型認知症を発症してしまい、大切な記憶までも失って、その5年後には介護状態となってしまうかもしれませんよ...とお伝えできれば、毎日の口腔ケアに関しても、もっと真剣に取り組んでいただける方が増えていくかもしれませんね。

さらなる研究を期待したいところです。

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