国分寺 歯科: エレクトロフォーミングテレスコープ義歯 矯正 インプラント なら 西国 レガデンタル
レガ デンタル クリニック 院長 仲山尚男
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エレクトロフォーミングテレスコープ義歯について
歯周病などで状態のよくない歯や抜けてしまった欠損部分を補うために、旧来のコーヌステレスコープ義歯などの仕組みとはまったく異なった、世界中で現在最も進化している義歯であるエレクトロフォーミングテレスコープ義歯についての方法論をご説明します。 製造工程の装置の違いなどによって、
  • GAMMAT テレスコープ義歯
  • AGC テレスコープ義歯
  • ガルバノ テレスコープ義歯
と呼ばれることもあります。
削り 残っているすべての元の歯を一回り削って加工します。
内冠 削った歯の型をとって、それをもとに技工所でテーパーのついたシリンダー状の内冠をつくります。
内冠は以前は金属だけでしたが、最近では技術の進歩でジルコニアという、セラミックより硬い人工ダイアと呼ばれる白い素材でも作ることができるようになりました。
この内冠は元の歯の支台に最終的にはセメントで固定します。
外冠 内冠と超精密に嵌合するように、薄い皮膜一層分だけ空隙を残してその表面に24金の電解作業で作られた外冠と一体化している人工の歯を技工所で作って仕上げます(エレクトロフォーミング)。
外冠は患者さんが自分で着脱方向をさだめて、簡単に取り外せるものとなっています。
脱着時、支台の歯根に無理な為害性のある側方力がかからないのが特徴です。
内冠と外冠が超精密で均一な隙間でできているために、その間に発生する表面張力(メニスカスの力)のおかげで適度な維持力が生まれます。
全体
一方、水分(唾液)のない状態では維持力が発生しませんので歯にとって負担過重となるような無理な維持力は発生しません

このように最終補綴物の形態は限りなくシンプルであり、基本的には歯槽膿漏症などですでに何本もあるぐらついているような状態があまり良くない歯も含めて一緒に支台歯として参加させることができます。ぐらぐらしている歯に対しては、固定効果が得られて長期的な延命対策にもなる訳です。
形はよく似ていますが、昔登場したことのあるコーヌステレスコープ義歯といって楔効果を維持力として内外冠の嵌合維持力を作っていたタイプの補綴物がありました。このタイプの補綴物につきものの最大の欠点は弱ってしまった歯には使えないということでしたが、むしろ弱ってしまった歯だからこそ固定効果を求めてエレクトロフォーミングテレスコープ義歯にすることをお勧めします。
さらにはエレクトロフォーミングテレスコープ義歯が装着された後で、どうしても具合の悪い歯を抜歯することになっても、外冠の部分だけを樹脂で埋めてしまって、抜歯したことを気にせずにいままでの補綴物をそのまま使い続けられるといったメリットもあるのです。

実際のエレクトロフォーミングテレスコープ義歯を装着しているところです。
装着
ご自身の指で内冠がかぶせられているご自分の歯に、外冠の一体化した義歯を装着しようとしているところです。脱着は簡単で、しかも人前で義歯をはずさなければ絶対に義歯とはわからないところがすごいところです。
それまで単独の歯では歯周病が進んでしまっていて硬いものが噛めなかったものがこの義歯を装着することですべてがガードされ、弱っている残された歯に気を使うことなく硬いものをかめるようになります。 この感覚は入れられた方が味わう最大の喜びであり、長年義歯と歯周病で弱り切った歯をおもちの方の悩みの解決の第一歩と言えましょう。

裏面 義歯をはずしたものを裏側からお見せします。
外冠と呼ばれる表面の内側には24金の蒸着された表面が輝いているのがお分かり頂けると思います。残されたご自分の歯が歯周病でぐらぐらとなっていても全体が一体化しており、結果的に守られることがおわかり頂けると思います。
健康保険の義歯にあるような見栄えの悪い歯に引っ掛けるクラスプや、違和感の疎外の一番原因となっている咬合床の粘膜を覆う部分がほとんどないのがお分かり頂けるでしょうか。とにかくいたってシンプルにできているのです。

もしあなたがの場合はどうなるでしょうか。考えてみましょう。
上下の歯列はU字型のアーチで構成されています。いろいろな理由で抜歯されてしまって歯がない部分ができてしまった場合、
  1. そこに人工の歯の根を埋めて補う(インプラント)
  2. 両隣に残っている歯を支えとして固定して補う(ブリッジ)
  3. クラスプという針金のような金属で取り外しのできる義歯をいれる
のいずれかなります。
歯槽膿漏症などで抜歯されてしまった歯のない部分と、歯は残ってはいるもののぐらぐらで抜けそうな歯である部分など様々な部分が混在している場合が多くあります。
裏面
このような場合歯のないところにインプラントだけを入れても、今まで残っている自分の弱ってしまっている歯の部分はぐらぐらのままということになります。結果的には左右前後でバランスよく噛むことのできない状態が生じてしまうことが非常に多いのです。高い金額をかけてインプラントを入れたのに左右でうまく噛めなかったりするのは、こういったアンバランスが原因であることがほとんどです。
全体的にしっかりと安定させた理想的な歯列を構築し直し、もう一度快適にバランスよく食べられるようにする設計を選ばれるのであれば、それがエレクトロフォーミングテレスコープ義歯ということになります。
どうしても残っている歯が少ない場合、土台として最小限のインプラントを併用したタイプのものもあります。
通常の健康保険の義歯の設計 通常の健康保険の義歯の設計
残っている歯にクラスプと呼ばれる金属のワイヤーでひっかけて維持します。
残っている歯茎に義歯床と呼ばれるプラスティック状のプレートが覆うので、味覚が感じ取りにくいのと、かなりの違和感があるのは否めません。着脱時、残っている歯に対して大きな負担を強いてしまう欠点があります。

インプラントの場合の設計 インプラントの場合の設計
抜けてしまった部分だけにインプラントを埋入手術します。
歯を支える骨がない場合には手術はできないのと、上顎の場合には骨につくまでに約6か月間を要します。内科的な疾患がある場合や喫煙歴がある場合にはできません。
自費治療で一か所40万円かかります。左の欠損部位の例では8か所ですので合計320万円かかります。


エレクトロフォーミング テレスコープ義歯の設計 エレクトロフォーミング
テレスコープ義歯の設計
残っている歯をすべて動員して加工します。
その際、残っている歯に内冠をかぶせてさらにそれにあわせて外冠と一体化した頑丈な可撤式の義歯ができます。
左の欠損症例の場合の例では
内冠6本×10万円
外冠6本×12万円
ダミーの歯8本×12万円
補強版1 か所×10万円 エレクトロフォーミング6か所×2万円
総合計 250万円となります


実際のエレクトロフォーミング義歯の症例です
上顎装着 55才 女性

上顎装着 43才 女性

上下顎装着 74才 女性

どの症例の方も入れた後に違和感なく召上ることができるようになりました。 メンテナンスは基本的には残存歯のクリーニングと、すりへりによるかみ合わせの変化の微調整だけで、2~4か月に一回お越し頂くだけです。 何年かごとに、何度も大きくやり替えを余儀なくされた悪夢のような過去からそろそろ解放される時期が、与えられたものだけに許されているのかもしれません。 とはいえ最終的なやり替えのご決断をするのはあなた以外には、誰もいないのもまた事実です。
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