レガデンタルクリニック 〒185-0024    東京都国分寺泉町3-35-1
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入れ歯(義歯)について

 

歯をうしなってしまった場合に、そこをうめて回復する必要があります。失った場所にもよりますが、通常1、2本ぐらいまでの少数の歯がなくなった場合などには、残っているまわりの歯に応援をたのんで、そこをけずることで橋渡しするいわゆるブリッジとよばれる方法で補綴して固定するのが一般的です.
ところが、失ってしまった歯が後ろの歯ばかりであるとか、もっとたくさんの本数がぬけてしまったような場合には固定式のブリッジで補綴するということは、かなりおおがかりになり、また固定式にしてしまうことで、その下のはぐきと接している部分が汚れてしまっても、とりはずして清掃することができずに衛生的でありません.
このような場合には、ぬけてしまった部分の歯茎の部分をプラスティック製の人工的な義歯をつくって補うのが一般的です.そのままではとれやすいので、通常まわりの歯に、ワイヤーをまわして、ひっかけることでとれにくくしてあります.
下の左側に示したのは上顎の歯の一部をなくした人の模型ですが、これぐらい歯がない人は、健康保険の義歯を入れる場合、実際には右側のような形のものになります.

入れ歯入れ歯

以上が通常の健康保険で作ることのできる義歯です.

 

ただ、人工歯がくる部分以外の歯茎にもおおいかぶさっているピンク色の床(しょう)と呼ばれるプラスティック部分があることで、慣れるまでに相当違和感があり、食べ物の味も感じにくいという欠点があります.
さらに、ワイヤーをひっかけてある、残された自分の本当の歯が、義歯の取り外しや食事のときのゆさぶりによって、やがてぐらぐらになってぬけおちてしまうことがよく起こります.1本1本そのようにして失い、やがては総入れ歯となって完全に歯がない状態となっていく…これが健康保険で義歯を入れるようになってからの通常のパターンなようです.

 

健康保険でできるこれらの義歯の欠点をカバーするためにいろいろな研究がされてきました.とくに、ドイツにおいてはすぐれた研究が古くから行われてきており、いかに丈夫で違和感を少なくして長期的に維持していくことができるかがポイントでした.
リーゲル・テレスコープ・システムとは、ドイツでは何十年も前から臨床に応用され、 過酷な口の中で長期間安定して機能し続けることのできる義歯として評価されており、 現在、数ある義歯の中でも最高位のものとして、欧州において使用され続けております。
その構造は、精巧に作られた金属製(ゴールドとプラチナの合金)の内冠と呼ばれるものを残っている歯にかぶせ、さらに、それに合わせて外冠と呼ばれる義歯と一体化して作られているものを装着して使うという、それまでの義歯の概念を大きく変えたものです。
そのままでは外れやすいので、小さく精密に作られた維持装置(留め金)が、義歯の中に組み込まれています。(この維持装置のことをリーゲルと言います。)
これまでに通常のタイプの義歯を使用されてこられた方であれば、嫌と言うほどわかっていらっしゃると思いますが、グッと噛みこんだ時に、何となくゆれるような、きしむ感じが、このリーゲル義歯ではほとんどありません。


主な利点としては
1. 土台として使われる歯への負担が、通常の義歯のようにかからないので、経年変化に対してかなり有効である。
2. 義歯を外した時に周りの歯周組織が開放されるので歯ブラシが完全に行き渡るために、残っている歯が歯槽膿漏になりにくい。
3. しっかりとした構造なので、噛むときにかなり硬い物まで食べられ、粘着性の食べ物でもまったく問題がない。

内冠・外冠外冠

 

 欠点は、自費治療となり、いわゆる保険で入れられる義歯と違いますので、一顎単位 (つまり上と下の噛み合わせ)を理想的に再構成してからでないと、治療をお受けしないという点です。 これはどういう事かと言いますと、例えば、上の方だけどんなに優れたものを入れようとしても、下の形態が治療できないとなると、本当の意味で快適な義歯は作れないからです。 口腔内は常に上下で一対となっているものなのです。 このタイプのしっかりとした義歯をどこか一箇所だけ入れる場合も同じことです。  当医院では、こうした高度な治療に先駆けて、コンピューターによる顎位の審査を始めとして、側貌からのレントゲン写真、術前の歯型模型、顎関節のレントゲン写真などを考慮に入れて、個人個人の顎機能に調和している補綴物を作れる体制を整えております。

 

テレスコープシステムの実際の臨床写真をご紹介いたします.

外冠歯全体がひとつのアーチとして構成されているので噛む力をすべての歯に負担させることができるのです。


口腔内に装着しようとしているところ

内冠装着図

はずした状態では自分の歯に内冠とよばれる金属がむきだしになってみえますが、人前ではずすことはまずありませんので、義歯をいれているということは周りの人に気づか れません.

 

義歯床このタイプのリーゲルテレスコープには欠損歯の多い部分にはピンク色の床とよばれるプラスティックでできた歯茎の粘膜にぴったりと密着させて歯だけでなく粘膜にも噛む力を負担させようとするタイプもあり、さまざまです。


例 例
例 例

片側の奥だけに支える歯がない場合の症例から

表側 裏側
▲はずしたところ(表側) ▲(裏側)

装着 装着しようとしているところ
(そのまますっとおしこむだけです)
装着 はいってしまえば、ずれたり動いたりしませんし、従来の義歯にみられるような金属の爪であるクラスプがみえないので審美的にも良好なのがおわかりいただけると思います



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