レガデンタルクリニック 〒185-0024    東京都国分寺泉町3-35-1
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診療案内

歯科における噛み合わせの重要性

みなさんが歯科医院を訪れるきっかけはさまざまでしょう。
単に虫歯ができたからといったこと以外に、歯茎が腫れた、歯がぐらぐらしてきた、あごが痛い…等々さまざまです。また、一度直したところが何度もはれてくるといった繰り返し組みの方も結構いらっしゃるのではないかと思います。
私の診療所にて、開業当初から現在まで、新患で訪れた患者さんは5000人を超しますが、毎日診察させていただきながら、経験的にあまりにも多い次のことに気がつきました。

1.なんといっても、歯をささえている骨が歯茎に隠れているためにかなりダメージをうけて溶けてなくなってきているのに本人が気づかずにいる人が多すぎる。

2.一番奥歯の骨が溶けてなくなってきている歯槽膿漏症によって抜歯になっても入れ歯やインプラントを使えばまた元通りになると考えている人が多すぎる

ご存知のように、歯槽膿漏は成人のほとんどの方は何らかの兆候を含めて厄介な疾患のひとつと考えられます。以前までその原因が日々のブラッシングの不足であるといった単純明快な答えで一掃されていましたが、最近ではそのかなりの部分が歯のかみ合わせにも原因があるといった考え方が研究の結果わかってきております。(勿論、若年性歯周炎のように、明らかに、細菌性の原因の場合は例外です)
そのようになってしまった原因は必ずあるもので、その原因をすべて取り除かない限りまた再発します。最近では遺伝子治療がすすんできていることから、歯周病になりやすい体質の遺伝子をもっているのであなたは気をつけてください…といったアドヴァイスもそのうちできるようになるかもしれませんがまだまだ実用化までは先の話でしょう。

現実的には
1 定期的なクリーニングと日々のしっかりしたブラッシング
2 体調の維持による免疫力の強化
3 体にストレスをためこませない適度な運動
4 よい噛み合わせの構築

これですべてです。
歯科治療の大半は補綴つまり、何らかの理由で失ってしまった歯の修復作業を中心としていますが、ここでまた重大なことがあります。
つまり、どのようにして、そこをなおしていくのか…ということです。
よく治療に見えた患者さんで、
"ここの歯がぐらぐらになってしまったので、ここの歯だけ何とかしてください"
という方がいます。たしかにそこの歯だけ治せれば簡単でこちらも助かるのですがそうなってしまった原因というのは必ずあるものです。しかもその原因は実はかみ合わせの不調和からきていることがあまりに多いのです。
生体にあっていない噛み合わせが続くと必ずといっていいほど、歯か歯茎かあごの関節になんらかの症状がでてきて体調もなんとなくすぐれない不定愁訴といった症状の渦に陥ってしまうことが多いようです。ほんのちょっとしたずれが実はあとになって大きな症状となってしまうケースを私は何例もみてきました。
そこでさきほどの歯のぐらぐらを治すには今までの歯科治療では次のように直してきました。"それではとなりの歯とむすんで固定して動かないようにしておきましょう。歯槽膿漏もすすんできていますから汚れや歯石もとっておきましょう"
みなさんはこれで本当にこの歯のぐらぐらの原因を除去できたと考えますか?これは現状に対しての対症療法にすぎず、そうなってしまった原因には一向にアプローチしようとしていないのに気づかれませんでしたか?これが国のおしすすめる健康保険の現状なのです。つまり
健康保険では歯がぐらぐらになる⇒歯のよごれをとって周りの歯と固定する
といった作業でしか評価されないのです。
みなさんが子供のころ乳歯を抜こうとしたとき、一生懸命自分の手と舌そして残されている他の歯をつかって横の力を加えてぐらぐらさせてから抜いた経験はあると思います。
つまり、歯は、反復した不特定方向の横からの力に対しては非常に弱いというわけです。これにより、回りの歯周組織をどんどん破壊していくわけです。
先ほどの歯がぐらぐらになってしまった患者さんからの例で言いますと、この原因となる力のコントロールがなされていない噛み合わせを修正しない限りは、また固定したところがはずれてくるか別のところにしわ寄せが来るかといった症状がでてくるのです。
原因を本当に調べるには検査がどうしても必要になってきます。上の歯と下の歯のずれはどれくらいあるのか、上の歯を支えている上顎骨と下顎骨はどのように不調和があるのかいま口の中にはいっているかぶせもののかみ合わさり方はその歯にとって余分な負担を強いられていないかと言ったことまで調べていきます。


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噛み合わせについて

下の質問をクリックすると、答えが表示されます

前歯が最近出っ歯になってきた感じがする…
最近、顎の開け閉めをする際、付け根がいたくなってきた…

 

Q 前歯が最近出っ歯になってきた感じがする…

A

このような症状は30歳以降から訴えてこられる方が多くなります。歯の並んでいる全体的な歯列には緩やかなカーブがついているのですが、このカーブのために、それぞれの歯には手前にたおれこんでくる力が噛む度に加わっていきます。(この力のことをアンテリアコンポーネントフォースと呼んでいます)そのために、どのようなかたにも多少の手前への歯の倒れこみ現象がおこるのは生理的な現象と言えるのですが、問題はそれがあまりに急速に進んできた場合です。

原因としては
1. 歯の噛み合せの面がしっかりとしていないのと、糸切り歯付近のガイド不足のためにおこる、下の顎のすべりだし現象
2. 口腔周囲筋のアンバランスと突出舌癖(舌を歯の後ろ側に強く押し付けるような癖のこと)によるところ
3. 顎位(噛み合せ)の低下や鼻の疾患に伴う慢性的な口呼吸
4. それに加えて慢性的な歯周病

など、複合的な要因がからむことで症状が表面化してきます。 特に高齢化に伴い、歯の咬耗が進んでいくことで、1の原因のように、表面がつるつるになってきたり、夜間の過度のブラキシズムやくいしばりなどで歯の偏べりが起きてくる場合には、早い段階で、前歯の出てきたことを実感されて、それが来院のきっかけとなる場合も多々あります。 このような場合には、放置しておくと、間違いなく、前歯がぐらつきはじめ、近い将来に抜歯となることが多いようです。 治療方法としては、理想的には全顎の咬合面(歯の表面のでこぼこの形態のこと)を理想的なガイドをつけて、再構築することです。


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Q 最近、顎の開け閉めをする際、付け根がいたくなってきた…

A

顎は通常の人間の関節とは違い、もっとデリケートな構造になっています。 頭の上の骨と下の顎の骨が関節円盤とよばれる座布団のような軟骨を介在してできています。顎が動くときにはこの関節円盤が顎関節といっしょに、スムースに動いてすべってくれるのですが、もし歯を失ったり、何らかの噛み合わせの悪い状態をそのままにしておくと、この関節への負担が増えて、結果関節円盤が元のいい位置でなくなってしまう現象が起きてきます。 初期の段階では何となくあごが鳴るといった状態であったのが、ある日突然口があけにくくなってしまうといった状態にうつってしまうこともあります。 関節円盤がずれてしまってごく初期の段階であれば、その状態を徒手整復して元に戻せる確立は高いのですが、それがだいぶ時間がたってからですと、完全には関節円盤は元の位置には戻せないことが多いようです。 いずれの場合でも、とりあえず現状を詳しく検査してから、場合によってはスプリントとよばれるプラスティック製の取り外しのきく装置を入れて様子をうかがいながらその反応から、矯正したり、最終的にどのような噛み合わせで長期間安定した状態を維持できるかを考えながら治療を進めていくことになります。


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